【子育て】大阪の私立小学校・中学校受験をした教育ママの体験談ー通った教室、学費情報も

今回の子育て記事は、「お受験」に関する体験談です。
長女の小学校受験と、長男の中学校受験について、それぞれの過程と結果、通った教室や学費情報などが記載されています。
大阪の学校ということですが、広く、小学校、中学校のお受験に関心を持っている方の参考になる情報・アドバイスもありますので、ぜひご覧ください!
我が家には3人の子どもがいます。
一人目が小学校に入る少し前、深く考えずに公立小学校と私立小学校とどちらがいいかと本人に直接聞きましたが、「友達と離れるのは嫌だ、電車に乗って遠くまで歩いて学校に行くのは嫌だ」というので、小学校受験は断念しました。
ですが、結局のところ小学校に入る少し前でお受験の準備を始めても、手遅れだったのです。
私が長男に質問した時期は、年長の5月でした。
完全に私の勉強不足でしたが、幼稚園の年長のこの時期に幼児教室や受験専門の塾に通っていたとしても、合格を勝ち取ることは難しかったのです。
この2年前に長男の同級生の友人から「塾はどこに行っているの?」と聞かれたのですが、そのときは深く考えずに「え?塾?」と聞き返すレベルでした。
そして、二人目である長女の時にはこの失敗を踏まえ、幼稚園の年中の5月には学校見学会に行き、思う存分授業体験と学校の施設や在校生の方と遊ぶことで、「この学校に行きたい!」という思いを持たせることができました。
長女の受験した小学校は「香里ヌヴェール学院小学校」そして「関西創価小学校」です。
長女の私立小学校の受験の理由の一つが、公立小学校に通っていた長男の様子です。
長男が公立小学校に通ってから勉強以外でのトラブルが多く、悩んでいました。
友だちがキャッチボールをしていた上靴が通りがかった長男の目に当たって学校から電話があったり、1か月に何回も水筒を棚から落とされて壊されたりと、常に落ち着かない状態が続いていることが気になっていました。
そこで、長女は私立小学校へという思いでこの受験に挑戦することにしました。
さて、受験に向けて最初に準備をしたのは、受験対策をしている塾選びです。
ところが、年中の7月頃から探し始めたので、希望する塾はすでに申し込み締め切り、満席となっていました。
検討した塾は、関西創価小学校に特化している門真市にある「めばえ幼児教室」と、豊中市にある「ブラート」大阪市にある「奨学社」の3つです。
めばえでは、授業時間が2時間3時間になることはざらで先生からも「時間をたっぷり使うことは理解してほしい」と体験の時に言われ、ブラートは個別での対策だったのでできれば集団で学びたいと思っていた私は奨学社の空きが出るのを待ちました。
集団にこだわった理由は、試験当日はペーパーも行動観察もすべて集団だからです。
その状況に慣れていたほうがよいと考えたので、奨学社にと思っていました。
空きが出るのを待つといっても「空きが出ましたよ」と連絡をくださることはないので、定期的にこちらから「〇曜日の空きはでましたでしょうか?」と問い合わせをする必要があります。
幸い、年中の12月に奨学社上本町教室に空きが出たので、無事に1月から入塾することができました。
この塾は、基本的に大阪教育大学付属天王寺小学校を目指すお子さんが多く、とてもレベルの高いお子さんに囲まれてのスタートでした。
このお子さんたちは、2歳頃から奨学社の通っていたので、この時点でベテランぞろい。
授業前のレビューテストでは満点を取る子も多く、満点ではなかったので悔し泣きをしている子も時々見かけました。
ちなみに、当時の塾の費用は入塾金が38,000円、月謝が33,000円、年長はここに「きりん児の会」という自宅教材の資料代が2,000円かかります。
年中の1月でも「新年長」になりますので、料金は年長の料金です。
毎月合計35,000円が必要になります。
この本課クラスの授業が年長の7月まで続き、そこで一旦終了します。
そこからは「関西創価」クラスという特訓授業が始まります。
当時、入会している会員はその特訓授業の申し込みが一般の非会員より1週間早く始まり、料金も非会員の方よりも8,000円ほど安く受講できました。
特訓は、「夏期特訓前期・後期」「終期特訓前期・後期」「直前特訓前期・後期」の合計6回です。
会員は前期を27,000円で受講できたので、全6回で168,000円でした。
非会員は35,000円ほどだったので、210,000円ほどかかるのだと思います。
これに6月、9月、11月と関西創価小学校模試があり、模試は会員が5,000円、非会員が6,000円とここでも料金の違いがあり、申し込みも会員は1週間早く申し込めるようになっていました。
ヌヴェール学院小学校については専門のコースはなかったのですが、先生に相談したところ、「本課で一般的な力は身に着けているので、どこを受験されても大丈夫なように指導しています」とのことで、安心して受験することができました。
受験結果としては、「香里ヌヴェール学院小学校」と「関西創価小学校」の2校とも合格をいただくことができました。
現在、関西創価小学校に通っていますが、長男の時のようなばたばたとしたトラブルは一切なく、コロナによる自粛期間中もオンライン授業を迅速に始めてくださり、課題もたくさん郵送してくださったので、勉強に対する不安は全くありませんでした。
また、各家庭に丁寧に電話連絡を下さり、子供だけでなく家族の状況等も親身になって聞いてくださる先生方に囲まれ、楽しく学校生活を送っています。
小学校受験を検討される方に、ぜひおすすめしたいのは、実際に受験をする、しないには関係なく、遅くとも幼稚園の年少の頃には、ある程度どこの塾に行くかを固めておくことです。
また、子供の意思といっても、小さいとそこまではっきりとした意思はないので、私立小学校に行かせたいと親が考えるならオープンキャンパスや学校見学に行き、ここの学校は楽しそう、行きたい!と子どもが思えるような前向きな誘導が大切です。
そして、遅くとも年中の冬には塾に通ったほうが良いでしょう。
子供によっては、環境に慣れるのに時間がかかってしまう子、特訓だけでも十分に環境になじみ、学習が定着する子と様々ですので、自分の子供がどのタイプに当てはまるかをよく考えてスタートされると良いと思います。
ちなみに三人目の次女は私と離れるのを極端に嫌がる子だったので年中の秋から通いました。
長女の時に出遅れて失敗したので、秋に始まる本課クラスに入れるようにあらかじめ日程を確認し、無事に申し込みが出来たので最初から参加できました。
でも、最初の2か月は教室に入るのも一苦労、大泣きして先生に抱っこして連れていかれる状況でした。
お受験は忍耐が必要です。
受験当日までの勉強対策ももちろんですが、子どもの気持ちは日によって波があり、できる日とできない日の差が激しいのも現実です。
それにゆさぶられないように、親がぶれずに挑戦しきっていくことが、受験勝利の確実な道だと実感しています。
次に長男の中学校受験のお話です。
小学校で人間関係に悩み、「やっぱり中学校を受験したい」と言ってきたのがなんと6年生の10月。
3年生の頃から学習塾に通っていて、いつ受験したいといっても対応できるようにと準備はしていました。
その塾では私立中学校受験対策のクラスもあり、5年生の時は発展クラスに通っていましたが、先生との相性が合わず行き渋りをするようになっていました。
6年生になる前に「もう絶対に受験はしない」ということを確認し、別の塾に転塾したのですが、ここは4年後の高校受験をメインに考えて通い始めた塾でした。
それが6年生の10月に突然そんなことを言い出したのです。
その当時通っていたのは守口市にある友学園という塾で、本校ではきちんと私立受験対策もされていたのですが、この時期に言い出したので対策クラスに代わることももちろんできず、先生に相談しました。
先生は、できる限りのことはするとその時にできる限りの対策に乗り出してくれました。
費用としては小学校の算数国語の塾だったので、月に12,000円ほどでした。
アドバイスによる追加料金はありませんでした。
注意点や最低限これだけはやっておくように言われること、塾で算数国語以外の質問も受け付けるからわからないことはなんでも質問してくださいということでとても親切にしてくださいました。
結果は残念ながら、不合格。
倍率は2倍でしたが、レベルの高い2倍だったようです。
塾の先生が心配していた不合格の時のメンタルは、心配していた通り落ち込み、荒れて大変ではありましたが、そこから気持ちを切り替えて、今は公立中学校に通いながら高校受験に向けて前向きに勉強に取り組んでいます。
最後に、中学受験をされる方へのアドバイスです。
中学校受験をするかもしれないし、受けないかもしれないという状況であるなら、絶対に受験する方向での準備がお勧めです。
していない状況からでは、どれだけ頑張っても合格を勝ち取ることは難しいということがわかりました。
遅くとも、5年生の最初には私立中学校受験に特化した塾に通うことを絶対にお勧めします。
中学受験は親がしてあげられることがほとんどなく、本人の努力がすべてになってきます。
親のできることは、いらいらする子供におおらかに接することと、親の焦りを子どもに絶対に感づかれないことだと思うので、大きな気持ちで受験に挑戦していただきたいです。
つたない受験体験ではありますが、必要とされる方の参考になれればと思います。
今回の子育て体験談は以上になります。
今後も、お受験含め、子育てに関する記事や体験談を提供していきますので、この記事が参考になった方は、「いいね」を押したり、twitter(@forMillennials1)をフォローしたり、ブックマークやメルマガ登録いただけると嬉しいです。
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