【子育て】娘の好奇心とやる気を引き出し医学部に合格させた教育ママの体験談

今回お送りする子育て体験談は、娘さんの好奇心をうまく刺激し、やる気を引き出しながら医学部に合格させた教育ママの体験談です。
子どもに何か選択肢を与えて自ら選ばせる際に必要なポイントとして、実際に「見る」機会を与えること、とありますが、習い事の選択などにおいて、非常に参考になりそうですね。
「【子育て】子供のストレスを取り除いてのびのび育ってもらうために必要なこと(前編)」でもご紹介した通り、子ども自身に判断・選択させることは、自信を持たせることやストレス低減などにも効果がありますので、今回の体験談記事もぜひ参考にしてみてください。
育児がだいぶ落ち着き、そろそろ我が子に合う何かを始めたい。
そんなふうに考えるようになってくると、気になるのが習い事など我が子の将来に少しでも役に立つことを親としてさせたいということではありませんか?
ですが、当の本人は、本当に何をやりたいかがわかりませんし、
もしかしたらやらされている気持ちが一杯になってしまうかもしれません。
ですが我が子が自分の意思としてやりたいと思わせるのは、その先まで続く大学受験まで大きく影響していきます。
では、どうしたら本人に本人の意思でやりたいと思わせるような行動に親が誘導できるか、この先は私の経験からご紹介します。
我が家には2人の子供がいます。
長女は中学からエスカレーター式の大学付属に、次女は中学より進学校でもある女子校から国公立の医学部に進みました。
ですが、実際私が「勉強しなさい」ということを言ったことはありません。
そのキーワードとなるのが「好奇心を持たせる」ということです。
生まれてから3歳4歳の我が子に「今日から体操教室に行くわよ」と言ったとしても、
おそらくその「体操」という意味さえわからないと思います。
ですから、子供に興味を最初に持たせることが大事になります。
ということで、すでにやっているお子さんの教室や近くの教室にさりげなく見に行きます。
これはまだ小さな我が子に実際の教室を見せることで、本人の興味を持つきっかけを作ります。
しかも「〇〇ちゃんがやっている体操をみにいってみる?」など、本人の知っているお友達を出すことも我が子の安心に繋がります。
そしてたまたま見に来たというような雰囲気で見学します。
これはお友達の発表会にお呼ばれする時やバレエも同じです。
発表会はさらに特別に花束やプレゼントも本人があげることで、ドレスやきれいな衣装をきた友達がキラキラ輝いてみえる効果があります。
その後、自宅に帰ってきてからの夕食の時などに「○○ちゃん、体操すごかったね。」
「○○ちゃんピアノ上手だったね」と言った話をします。
その時に、子供は一番印象に残ったことを話すと思います。
その話をよく聞いてあげるのが大事なことで、どうしてそう思ったのかということを引き出せれば成功です。
そして「あなただったら、どれがやってみたい」とさりげなく聞きます。
すると子供は「私も○○をやってみたい」ということがあります。
もちろん、どの習い事にも興味を示さない時もあります。
その時は、そのままで大丈夫です。
子供にも運動系に興味がある子や芸術系を好むなど個性があるので、強制してはいけません。
そして両親が興味を持たせたいと思うものは、1つに絞るのではなくいくつかの選択肢を持ち、その中から我が子が自ら選んだという状況を作り出します。
選ぶには「見させる」ことが必要
幼少期の子供にとっては、何も知らない分からないことが当たり前です。
それを本人にイメージさせるためには、必ず「見る」ということが大切になります。
「見る」ことで自分の中で想像も膨らみ興味が大きくなれば自分もやりたいと思うようになるからです。
なので初めから習い事に連れて行ってしまうようなことではなく、本人のペースで選んでもらうことが大切です。
親が習わせたい習い事や塾
最近では、かなり早い段階から公文やそろばん、学習塾に通わせている親御さんがいらっしゃいます。
通っているお子さんが、自ら進んで行きたいと言って始めたことでしょうか?
ここで大事なことは、例えば公文とそろばんのどちらに行きたいかということを本人に決めさせるということです。
今、公文とそろばんを例に出しましたが、それは算数を学ぶ上でどちらも将来的にとても役に立つもので、ぜひ低学年のうちまでは通っていてほしいものだからです。
そういった親の希望も1つを強制していかせるのではなく、
どちらかを選ばせることで自分が決めたということを確認させるのです。
そうすると、入り始めがスムーズになり、イヤイヤ通っているという意識もなくなります。
次女は、幼稚園の時にそろばんを始めました。
きっかけとなったのは、あの珠をはじく音が楽しそうに思ったからだそうです。
そんなことも好奇心となりやってみたい気持ちが膨らみます。
そうして次女は、進学塾に行く前の4年間、ほとんど休まずにそろばんを続けました。
時には、学校の行事の練習で遅くなってしまうこと多々あります。
そんな時にでも、ランドセルを玄関に投げだしそろばんのカバンを手に走って出かけていきました。
やってみたいと本人が思うのは、実際に本人が見て、そして興味を持つからです。
そうでなければ、どうしてやりたくないことをやらなくてはいけないの?ということが頭から離れず長く続けることはできません。
親御さんは、やらせたいと思うことを我が子に強制的にさせるのではなく、興味を持たせてから始めるということを意識づけてください。
今回の体験談記事は以上です。
同じように、子どもに選択肢を与える教育を行った体験談記事もありますので、ご関心ある方はどうぞ↓
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