【子育て】子供のストレスを取り除いてのびのび育ってもらうために必要なこと(後編)

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こんにちは!for Millennialsの編集者のサボテン@forMillennials1)です。

前回、お送りした記事(【子育て】子供のストレスを取り除いてのびのび育ってもらうために必要なこと(前編))では、自分の身の回りのことなど、子どもが自分自身に関することをコントロールできているという感覚・自信(コントロール感)が子どものストレスを軽減する、という話をしました。

後編の今回の記事では、それ以外の、子どものストレスのを減らす方法について見ていきたいと思います。

  1. 我が家を子どもにとって安全な場所にする
  2. 十分な睡眠は子どものストレス耐性を高める
  3. 運動は子どものストレスを抑制する
  4. 瞑想・マインドフルネスは子どものストレス低減に効果がある

1. 我が家を子どもにとって安全な場所にする

ストレスは伝染する

ご存知の方もいるかもしれませんが、ストレスは周りの人に伝染します。

「ストレス伝染」という言葉もあり、例えばオフィスでの誰かのイライラや、教室での誰かのイライラやストレスが、他人に伝染することを指し、複数の研究で科学的な根拠が示されています。

誰かのイライラやストレスが周りに伝染し、緊張感のある空気になってしまうこと、皆さんも経験あるかと思います。

このことは、家庭においても同じです。

子どもは親のイライラやストレスを敏感に感じ取ります。親のストレスが子どもに伝染してしまうのです。

ミラー・ニューロンがストレスを蔓延させる

親のストレスが子どもに伝染してしまうメカニズムはこうです。

脳をコントロールする前頭前皮質には、「ミラー・ニューロン」という物が含まれます。

ミラー・ニューロンは、文字通り、子どもが周りの環境を模倣することを助ける性質を持ちます。

例えば、小さい子どもが親の行動や喋っている事を真似しようとするのは、ミラー・ニューロンの働きが関係しています。

ただ、このミラー・ニューロンが悪い方向に作用することもあります。

親が強いストレスを感じてイライラしていると、子ども自身もストレスを感じ、大泣きしてしまったり、イライラしてしまったりするのです。

我が家を子どもにとって安全な場所にするには

それではどうすれば良いのでしょうか。

もうお分かりかと思いますが、結論はシンプルです。

そう、子どもを落ち着いた状態にするためには、親自身が落ち着いた状態でいることが必要です。

そのためには、前回の記事でご紹介したような、「あれやれこれやれ」アプローチでなく、子どもに選択肢を示し、意思決定を委ねるということも必要になるかと思います(宿題をいつやるか、あるいはやるかどうかも子どもに委ねるというようなアプローチを思い出してください。)。

これは、「子どもはこうあるべき」といった完璧主義、ある意味で親のエゴの押し付けとは真逆のアプローチです。このようなアプローチは、(採用するにはもちろん思い切りは必要でしょうが)子どもだけでなく、親の精神状態にもプラスに作用します。

また、今回の記事でご紹介するような、運動、睡眠、瞑想・マインドフルネスに取り組むといったことも、親である皆さんのストレスを低減し、落ち着いた状態で子どもと接することに寄与するでしょう。

そういう意味で、以下の要素は子どものストレス低減だけでなく、親である皆さんのストレス低減・コントロールにも効果がありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

2. 十分な睡眠は子どものストレス耐性を高める

大人にとって重要なのと同じかそれ以上に、子どもにとって睡眠は大事です。

目安として、未就学児は10〜13時間、小学生は9〜11時間、中高生は8〜10時間、大学生は7〜9時間の睡眠が必要とされています。

十分な睡眠は、記憶を定着させ注意力や学習効果を高めるだけでなく、ストレスを減らすことも近年の研究で明らかになってきています

(ちなみに、十分な睡眠は、肥満を抑制する効果もあることが、近年の研究で明らかになっています。)

子どもの十分な睡眠を確保する上で障害となるのが、スマホやゲームなどのいわゆる「スクリーンタイム」です。

夜なかなか寝ようとしない子どもには、スマホやテレビなどのスクリーン時間を減らすよう促したり、日中に十分な運動をすることを提案してみると良いでしょう(経験上お分かりかと思いますが、十分な運動は入眠を容易にし、睡眠の質も高めます。)。

あるいは、親自身が睡眠に関して行っている工夫や感じる効果について語るのも良いと思います。

よく聞く工夫として、ホットミルクは入眠作用があるようですので、どうしても寝付けない子どもには試してみても良いかと思います

ちなみに、週3回以上、寝る際に子どもがスマホなどの端末を見てしまうと、十分な睡眠が取れないリスクが88%増加し、睡眠の質が低下するリスクも53%増加するそうです。

大人もそうですが、寝る前にはスマホやPCやテレビは禁止というルールを設けるのも、子どもの睡眠と心身の健康を守るために有効そうです。

3. 運動は子どものストレスを抑制する

大人にとっても同じ話ですが、子どもにとっても運動は重要です。

運動は、心身の健康に大きな効果がありますが、ストレス抑制という意味では、「心房性ナトリウム利尿ペプチド」(AMP)という心臓と脳で産生されるホルモンが重要です。

AMPは、運動を通じ心拍数が上がると心臓での産生量が増えます。それが脳に入ると、ストレスや不安を抑制し、気分を整える働きをすることが分かっています。

ちなみに、こちらは参考ですが、運動は学習にも大きな効果があります。
脳の肥料とも言われるBDNFという蛋白質の産生を促進し、学習効果を高めます。

特に、有酸素運動は有効で、学習の前や合間に有酸素運動を挟むと非常に効果的ということがということが分かっています。

子どもが皆運動好きというわけではないですが、一緒に運動して遊ぶことを提案するなどして、子どもが運動しやすい環境を整えると良いのではないでしょうか。

運動と脳の関係を詳しく知りたい方は、こちらの本が非常にお勧めです。脳科学の観点から丁寧に説明されています。

また、スポーツ庁が、子どもの屋内での運動プログラムを紹介しているサイトをまとめていますので、ご関心ある方はご覧になってみてください↓

4. 瞑想・マインドフルネスは子どものストレス低減に効果がある

アメリカで市民権を得た超越瞑想やマインドフルネスは、子どもにも大きな効果があるようです。

例えばマインドフルネスは、子どものストレス、攻撃性やストレス・不安を和らげる効果があることが研究結果で分かっています。

日本では、マインドフルネスであればアプリなども沢山ありますので、興味を持たれた方は親子で一緒にやってみるのもオススメです。

上述の通り、親のストレスが子どもに伝染する、ということもありますので、親自身のストレス低減も念頭に、親子ともに楽しみながらマインドフルネスを試してみると良いのではないでしょうか。

ちなみに自分Meditopiaというアプリを使っています。

親子でのマインドフルネスに興味がある方は、こういった子ども向けのマインドフルネスの絵本を使ってみるのも良いと思います↓

今回の記事は以上になります。

今後も、子育てに関する記事や体験談を提供していきますので、この記事が参考になった方は、「いいね」を押したり、twitterをフォローしたり、メルマガ登録いただけると嬉しいです。

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