【体験談】モンテッソーリ教育の保育園に子どもを通わせた体験談

今回お送りする体験談は、子育てに関する体験談です。
オルタナティブ教育の一つであるモンテッソーリ教育の保育園にお子さんを通わせたことのある男性が、園の様子や協調性に関する成長などについて語ってくれています。モンテッソーリ教育の園にお子さんを通わせることを検討されている方にとって参考になれば幸いです。
現在2人の子ども(二人とも男の子)をもつ保護者です。長男は初めての子どもということもあり、保育園選びは熟慮を重ねました。
家や職場から近い園、園児の数が多い園、近所の方の口コミなど様々な観点から検討しました。
そんな中モンテッソーリ教育を実践している園があるという情報を得ました。
私も妻も教育に関わる仕事をしておりますので、モンテッソーリ教育を知っており、良い印象をもっておりましたので、そこの園に預けることを決めました。
モンテッソーリ教育の一番の良さは、子どもの興味関心あることを子どもが飽きるまでとことん行わせ、最大限に伸ばし子どもの自主性、自己肯定感、自尊心を育むことであると考えています。
小学校に入る前の段階でしか得ることができない感覚や感性というものがあります。
モンテッソーリ教育は、そのことを意識した上で成長段階に応じた系統的な保育を行ってくれます。
子どもを迎えに行ったときや、参観日などに教具を使った様子を見させていただいたときに、まず教具の多さに驚かされました。他の園ではないようなものが沢山あります。
例えば、大きさの異なるボックスを大きい順番に並べるものや、縫物をすることや、水に色を加えるものなど、すべての子どもの興味関心に対応するものが揃っていると感じました。
さらに、遊びを通して学んでいるというのがとても素晴らしいことであると思いました。
保育士は、最初やり方を教えるだけで、あとは安全面だけ配慮して様子をみるだけです。
子どもは自分で考えて創意工夫していきます。それを飽きるまでとことん行います。
好きなことをして先生に褒められたら子どもたちはとてもうれしいだろうなと思います。
一方で不安な点もありました。それは、子どもの好きなことだけさせて協調性がなく自己中心的な子どもになってしまうのではないかということです。
しかし、当然友達と一緒に園庭で遊んだり、運動会や学習発表会の練習を行ったりと他者との関わりも大切にしており、保育士は、いけないことにはきちんといけないと叱ります。
そして、現在二人とも小学校に通っており、手前味噌ではありますが、他人のことを考えて、良い友人にも恵まれており、伸び伸びと育っていると実感しています。
モンテッソーリ教育に対して、とても心配されている保護者の方もいらっしゃると思いますが、良い点もたくさんありますので、園を選ぶ際の候補にいれてもよいのではないでしょうか。
今回の体験談は以上です。今後も引き続き子育て体験談をお送りしていきますので、気に入ってくれた方は下部のフォームよりメルマガ登録をお願いします♪
また、オルタナティブ教育に関心のある方は「【子育て】オルタナティブ教育とは?世界7大教育法とは?(前編)ーモンテッソーリ教育、シュタイナー教育、レッジョ・エミリア教育等まとめ」を、モンテッソーリ教育に興味のある方は「【子育て】モンテッソーリ教育とはー強み・メリット、留意点、子どもたちのその後など(費用・親の声追記版)」もどうぞご覧ください。